昭和5年(1930)開業時は日立製作所製C351・C352・C353の35t蒸気機関車3両を保有していました。
昭和27年(1952)、新潟鐵工所製DC201・DC202の20tディーゼル機関車を2両新造しましたが、DMH17A(150PS)エンジンが非力のため、冬季降雪期や貨物輸送に適さず、昭和33年に新潟鐵工製DD351、昭和34年にDD352の35tディーゼル機関車を新造しました。
 DD352のエンジンは、6L13AS形過給機付き(220PS)が2基掛け。運転席は両運転台。
 津軽鉄道の機関車は、開業時から蒸気発生装置等の設備が無かったため、当時ごく一般的な暖房手段である石炭ストーブを客車内に設置した「ストーブ列車」が現在もそのまま残っています。
 なお、DD352形には暖房設備が無いため、運転台に小型ストーブが設置されています。(燃料は石炭ではなく木炭。)注意してみると運転台屋根に小型のT字型煙突がついているのがわかります。
 DD352は新潟鐵工所で新造され、軸配置はB-B、ロッドを介して前輪駆動としています。
 国産内燃機関者として初期の部類に入り、非常に貴重な車両として鉄道ファンに人気があります。
 かつては貨物輸送に活躍していたDD352も、現在はストーブ列車の牽引が主な役割。そしてイベント等では、ラッセル車や貨物車・タンク車の牽引も見ることが出来ます。